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25/04/11

西濃運輸、26年10月に岡山市で岡山支店と倉敷営業所を統合し新築移転

 西濃運輸(本社・岐阜県大垣市、髙橋智社長)は2026年10月末、岡山市内に岡山支店と倉敷支店を統合し新「岡山支店」を開設する。グループのセイノーエクスプレスも入居し、輸送での連携を強める。特積み輸送の効率化とロジスティクス事業の成長を目指す。

2拠点が統合し、SSXも入居する「岡山支店」

 所在地は岡山市北区大内田永坂1052ノ1。山陽自動車道の早島インターチェンジから約3・3キロメートルの立地。敷地面積は約6万391平方メートル。鉄筋コンクリート・鉄骨造4階建てで、延べ床面積は約3万6097平方メートル。1階にトラックターミナル、2~4階に総面積約1万7876平方メートルの物流倉庫を備える。
 倉庫と特積み一体の「ロジ・トランス」機能を活用することで、輸送効率の向上を図る。1階の両面ターミナルバースは、トラック77台が接岸可能。2階の倉庫用バースは、同34台が接岸可能。また、洗車場、給油所、点検整備場などを併設する。
 物流総合効率化法に基づき、拠点間の横持ち輸送を解消する取り組み。二酸化炭素の排出量を削減することで、環境負荷低減にもつなげる。