- 物流施設
25/04/11
日本GLP、川崎市での冷凍冷蔵施設を27年8月末しゅん工
日本GLP(本社・東京、帖佐義之社長)は2027年8月、川崎市に3温度帯対応の新施設「GLP川崎Ⅱ」をしゅん工する。約25%の面積は、低温物流事業のヒューテックノオリンと食肉事業の小川畜産食品の入居する。

2027年8月末しゅん工の「GLP川崎Ⅱ」外観イメージ、ヒューテックノオリンと小川畜産食品が入居を決めている
新施設の所在地は川崎市川崎区扇町。首都高速神奈川1号横羽線の浜川崎インターチェンジ(IC)から約1・5キロメートルの立地。敷地面積は約8万2000平方メートル。免震構造プレキャストコンクリート造の5階建てで、延べ床面積は約20万5000平方メートル。収容能力は約18万610トン。
総貸床面積の約80%が冷凍・冷蔵区画。各階にアクセスが可能なダブルランプウェイや、中央車路を備える。5階の一部区画ではスプリンクラーを設置し、約3000平方メートルの防火区画を設定。通常より2倍のスペースを確保し、柔軟なレイアウトやマテハン設備の導入に対応できるようにした。
従業員用の駐車場は乗用車589台分、駐輪場103台分を備え通勤利便性を確保した。また49台分のトラック待機場にで、ドライバーの負担軽減に寄与する。