- 物流企業
25/04/09
三井倉庫、化粧品製造業務でAI画像検査機を運用開始
三井倉庫(本社・東京、鳥井宏社長)はこのほど、物流センターでAI画像検査機の運用を開始した。化粧品製造業務のラベル貼付チェック作業に導入し、化粧品製造業務の品質向上を図る。

画像認識を活用し、ラベルの添付漏れを防ぐ
化粧品製造業務を受託する企業の製造業務のラベル貼付の検査に導入する。製造ラベルが決められた作業手順書通りに貼付されているか、撮影した画像データから対象物の位置や形、寸法などを解析できるAI画像検査機による検査を実施。添付漏れを防ぐとともに、画像を記録し後からの調査を可能にする。同時にコンベアでの流れ作業に変更し、作業効率の向上にもつなげた。
化粧品製造での製品ラベル貼付チェック作業は、スキルや経験による判定のばらつきや集中力低下などによる人的ミスが課題だった。AI画像検査機を導入することで、正確性の向上につなげた。