- 物流企業
25/04/08
上組、水素エンジン技術のアイラボに出資
上組(本社・神戸市、深井義博社長)は、水素エンジン研究・開発やディーゼルエンジンの水素化を手掛けるアイラボに出資した。環境負荷低減を物流の喫緊の課題と位置付け、水素を活用した事業の将来性を見込む。
アイラボは2019年設立。重量トラックや非常用発電機など高出力を要するディーゼルエンジンの水素化に取り組んでいる。水素社会の実現に向けて世界的に技術開発・実用化・商用化の制度整備が進む中、国内でも昨年成立した「水素社会推進法」で水素の生産・運搬・利用について示された。アイラボも昨年、羽田空港と近郊テーマパーク間で水素エンジン搭載中型車両(車両総重量8トン)による貨物配送実証実験を実施した。