• 物流企業

25/04/07

西濃、宮城県亘理町の住化積水フィルム専用倉庫が本格稼働

 西濃運輸(本社・岐阜県大垣市、髙橋智社長)は仙台南支店の新倉庫「亘理物流倉庫」を宮城県亘理町に開設し、4月から本格的な稼働を開始した。同支店の荷主の住化積水フィルム向けの専用倉庫として、同社のサプライチェーンの全体最適化に貢献する。
 所在地は亘理町逢隈高屋堂田42ノ3。延べ床面積は約8127平方メートルで、このうちバース(ひさし下を含む)は約1435平方メートル、倉庫は約6275平方メートル、事務所は約417平方メートル。
 住化積水フィルムが求める持続性の高い物流拠点のニーズに対し、セイノーグループの力を生かしたトータルコーディネートが評価された。セイノーホールディングスロジスティクス事業部や不動産活用部門のCRE戦略部と連携し、土地取得、倉庫建築、業務設計、マテハン設計などの全てを一括で提案した。
 住化積水フィルムは、今後の生産力増強と物量増に向けて物流体制の再構築を検討していた。同倉庫は3月に先行稼働し、マテハン設営や商品移動などを進めていた。

                    「仙台南支店亘理物流倉庫」外観