• 物流企業

25/04/04

沼尻産業、茨城倉庫を子会社化

茨城倉庫を沼尻産業グループに迎え入れた(左から茨城倉庫の小倉正美代表取締役、沼尻産業の沼尻社長)

 沼尻産業(本社・茨城県つくば市、沼尻年正社長)は3月31日、水戸市に本社を置く茨城倉庫を子会社化した。茨城倉庫をグループ化することで、茨城県全域に拠点網を拡大する。定温倉庫、危険物、重量物、医薬品、文書保管、トランクルームなどの専門的な機能・サービスを強化する。
 茨城倉庫は1949年設立。水戸エリアに計約3万平方メートル超の倉庫施設を持つ物流企業で、希少性の高い定温倉庫を保有し、素材の取り扱いに強みを持っている。
 沼尻グループはつくばエリアを中心に計約20万平方メートルの倉庫施設を運営し、「茨城に強い物流会社」を標ぼうしている。茨城倉庫のグループ化で、社会インフラとしての物流機能をさらに強化する。沼尻グループ全体の総合力と時代のニーズに即した物流の革新を通して、地域社会の発展に貢献する。
 SPC(特別目的会社)を通じて、茨城倉庫の全株式を取得した。