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25/03/31
いすゞ、中型トラック「フォワード」のリマニ車 メンテリースを開始
いすゞ自動車(本社・横浜市、南真介社長兼COO)はこのほど、リースが終了した車両を回収して新車同等の車両にするリマニュファクチャリング(=リマニ)ユニット車のラインアップに中型トラック「フォワードタイプRe」を追加し、メンテナンスリースによる取り扱いを開始した。部品再利用で資源循環に寄与し、二酸化炭素削減にも貢献する。
リマニユニット車は、リースが終了した車両を、エンジンや変速機など駆動部品の分解洗浄や洗車・部品交換により、新車同等の信頼・耐久性を担保した車両。部品の多くを再利用するため資源循環に貢献する。
いすゞは、2050年までの温室効果ガスゼロと、廃棄物・循環経済の実現を目標に掲げる。この一環で22年に大型トラックのリマニユニット車「ギガタイプRe」の取り扱いを開始した。いすゞグループ傘下のいすゞエンジン製造北海道で実施している。いすゞエンジン製造北海道は、今後部品の再利用率向上や品質向上だけでなく、循環経済の実現のため、電動化関連の技術の獲得も進める。