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25/03/28

カトーレック、香川・高松市で「高松本社工場」営業開始

 カトーレック(本社・東京、加藤英輔社長)は3月、高松市の本社などを移転し、「高松本社工場」の営業を開始した。従来の高松本社と高松工場(グローバルEMSセンター)を移転統合した。

「カトーレック高松本社工場」外観

 モノづくりの国内回帰の動きに対応し、EMS事業(電子機器受託製造)のさらなる成長を目指す。最新の環境省エネ技術を採用した工場で、従業員の働きやすい職場環境も整備した。
 所在地は高松市朝日町4ノ1ノ51。敷地面積は約1万840平方メートル。鉄骨造4階建てで、延べ床面積は約2万2090平方メートル。
 JR高松駅から車で10分、高松空港から同40分、従来の高松本社と高松工場からは同5分の立地。各部署の電話番号は、移転後も変更無し。高松工場の設備移管は順次進める。
同社によると、昨今の経済安全保障やBCP(事業継続計画)の観点から、モノづくりの国内回帰の動きがある。新工場の稼働で、顧客ニーズへの対応を図る。