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25/03/25

佐川急便、CO2排出量可視化サービス全国で提供開始

 SGホールディングスグループの佐川急便(本社・京都市、本村正秀社長)は3月、「CO2排出量可視化サービス」を全国で開始した。荷物の輸配送での二酸化炭素排出量を可視化したレポートを提供する。環境負荷低減に取り組む顧客の要望に応える。
 顧客コードを基に、預かりから配達までの輸配送での二酸化炭素排出量を算定する。荷物1個単位から、輸送工程や輸送モードごとの荷物重量・輸送距離・二酸化炭素排出量、施設利用の二酸化炭素排出量をレポートする。二酸化炭素の算定方法などレポート内容については、担当のドライバーか営業所がヒアリングを行う。
 算定方法は、車両の燃料使用量や荷物の重量などの一次データに船舶・航空機などのトラック以外の輸送モードも加味した独自の算定方法と、一般的なトンキロ法の2種類を採用している。一次データ使用での算定は、同社の二酸化炭素排出量削減努力が反映されるため、実際の輸配送に近い数値という。算定結果は二酸化炭素排出量の現状把握や公開情報、公的機関への提出書類にも活用できる。
 佐川急便は2024年6月、一部顧客を対象に同サービスを開始した。一定の評価を得て本格的に稼働させる。