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25/03/25

T2、三菱地所出資額が追加出資で累計15億円に

 レベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスを目指すT2(本社・東京、森本成城CEO)は、以前から資本業務提携を結んでいる三菱地所から追加出資を受ける。三菱地所からの累計出資額は15億円となり、両社の連携を一層深め開発を進める。
 両社は、2023年に資本業務提携を締結。三菱地所が京都府城陽市などで開発中の高速道路インターチェンジ直結の「次世代基幹物流施設」で、有人・無人の運転を切り替える拠点の整備や、建物内でトラックを走行させる仕組みづくりの検証を実施してきた。
 三菱地所の荒木康至物流施設事業部長は「T2に対して、当社拠点の活用を後押しし、協業によるシナジー効果をさらに高めていきたい」とコメント。T2の森本CEOは「ベル4自動運転トラックによる幹線輸送に不可欠となる拠点の開発に当たり、おととしの出資時から両社で日頃緊密に連携してきた結果」と謝意を述べた。
 T2は、今回で資金調達の総額が63億2000万円となる。