- 船・鉄道
25/03/18
全国通運、31フィートコンテナ44基を新造
全国通運(本社・東京、永田浩一社長)は、私有の31フィート鉄道コンテナを44基新造し、4月から順次、運用を開始する。過去最大規模の増備となる。
31フィートのウイングコンテナ20基、温度管理コンテナ16基、オートフロアコンテナ8基を新造。国土交通省のモーダルシフト加速化緊急対策事業の認定を受けた補助金と、全国通運連盟の大型コンテナ導入促進助成制度を活用する。
運用区間は東海道・山陽・鹿児島線、東北・函館線をはじめとした全国主要駅間。10トントラックと親和性の高い31フィートコンテナを増備することで、物流効率化に寄与する鉄道モーダルシフトの促進につなげる。トラックドライバー不足問題の解決や物流の生産性向上に向けて、複数企業によるビジネスマッチング利用などのさまざまなニーズに応える。

左から、31フィートウイングコンテナ、31フィート温度管理コンテナ、31フィートオートフロアコンテナ