- 物流企業
25/03/14
三井倉庫HD、ペーパーレスマルチピッキングカートを開発・本格導入
三井倉庫ホールディングス(本社・東京、古賀博文社長)は、タブレット端末やICタグを活用しピッキングを効率化するカートを開発し、三井倉庫が運営する物流センターに導入した。EC向け出荷業務で活用し、労働負荷低減と作業時間の削減を目指す。

複数オーダー分の商品を集めながら仕分けも同時に行うマルチピッキングに、ペーパーレス機能を搭載
複数オーダー分の商品を集めながら仕分けも同時に行うマルチピッキングに、ペーパーレス機能を搭載した台車。物流システム・製品開発を手掛けるビーストームと共同開発した。
オーダー番号をバーコード化し、各カートに取り付けた電子ペーパータグに表示させる。ビーストームの独自技術で最適な経路を自動算出し、ピッキング指示画面に商品の置いてある場所や商品名、集荷個数などの情報を表示させることで歩行距離の削減と作業時間の短縮につなげる。多品種小ロットの製品が多いEC向け出荷業務で、倉庫の稼働率に影響を与えるピッキング作業の効率化を図る。
グループの三井倉庫がEC向け物流業務の受託・運営で同カートを活用する。1オーダーごとに商品をピッキングするシングルピッキングやAMR(自律走行搬送ロボット)による協働ピッキングに、今回のマルチピッキングを加える。商品の点数と種別に応じて3つのピッキング手法を使い分けることで、出荷時の作業効率化を図る。