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25/03/11

特定技能1号試験、実施国16カ国に拡大 個人ウェブ受験も可能

 日本海事協会(坂下広朗会長)は3月3日、自動車運送業の特定技能1号試験の実施国を16カ国に拡大した。これまで協会担当者が支援機関や日本語学校などの試験を希望する団体に出向き、紙による試験を行ってきたが、今後は個人が国内外の試験センターに行くウェブ受験にも対応する。
 昨年12月16日から試験を実施し、2月18日時点で、日本、インド、インドネシア、カンボジア、ネパール、フィリピン、ミャンマーの計6カ国に協会担当者が出張し、紙による試験を行っていた。
 3月3日から6カ国で、個人が試験センターに出向きウェブで受験する方式にも対応する。また、ウズベキスタン、キルギス、スリランカ、タイ、パキスタンなど9カ国でも紙とウェブでの試験を実施できるようにした。
 受験者が日本海事協会の申請システムに登録し、受験を希望する試験センターと日時を予約する必要がある。受験料は紙による出張試験と同じく、国内は1人1回5000円(税別)、海外は同37ドル。