トナミ運輸、千葉・野田の物流拠点４月１日に稼働

　トナミ運輸（本社・富山県高岡市、髙田和夫社長）は４月１日、千葉県野田市に新設した物流拠点「野田流通センター」の営業を開始する。ロジスティクス事業での関東地区の物流機能を拡充することで、顧客に向けた物流サービスのさらなる向上を目指す。
　所在地は野田市木野崎下鹿野1700。敷地面積は約１万4580平方メートル。鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造４階建てで、延べ床面積は約２万7840平方メートル。２～４階に空調設備を備え、庫内労働環境の向上や保管商品への温度負荷軽減に配慮する。自家発電設備も備える。
　常磐自動車道の柏インターチェンジから約６キロメートルの立地で、関東圏へのアクセス性に優れる。また、同社の特積み事業所の野田支店から約１キロメートルで、関東圏への広域配送だけではなく、全国配送にも対応可能。グループの全国ネットワークを生かした戦略的物流拠点としての活用も見込む。