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25/03/03

フジトランスポート、奈良PRするラッピングトラック 奈ト協の事業で

「日本始まりの地 飛鳥・藤原」をイメージしたトラック

 フジトランスポート(本社・奈良市、松岡弘晃社長)の奈良県をイメージした大型ラッピングトラックが運行を開始した。奈良県トラック協会(塚本哲夫会長)と奈良県が連携した事業で、営業用トラックにラッピングを施し、奈良の観光・農産物・地域産業を広く全国にアピールする。
 2月27日、奈良県をイメージして日本の始まりの地である飛鳥・藤原、四季に染まる奈良・奥大和をデザインしたフジトランスポートの2台のトラックが奈良県庁正面玄関前広場で出発式を行った。ラッピングデザインは、左右側面のパネル、後ろのドアだけでなく、高層ビルからも見ることができるように天井にも施している。
 山下真奈良県知事は「このトラックによって奈良の魅力が全国に広がることを期待している」とコメント。塚本奈ト協会長は「飛鳥・藤原の旧都の登録に向けた大事な時期に活躍できるのではないか。奥大和は都市部から移住者を増やせないかという、若い人々への情報発信の原点になると思う」と話した。
 フジトランスポートは、長距離輸送と全国のグループネットワークを生かして地元をアピールするラッピングトラックの制作・運行を行っている。