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25/02/28

日通、SAF利用の航空貨物輸送にニコンが参画

 NXグループの日本通運(本社・東京、竹添進二郎社長)は、SAF(再生航空燃料)を利用した航空貨物輸送サービスで、ニコンが荷主として参画した。航空貨物輸送の面から、環境に対するニコンの取り組みをサポートする。

SAFを利用した航空貨物輸送サービスの利用契約をニコンと締結した

 日通は、東京都の「企業のスコープ3対応に向けた航空貨物輸送でのSAF活用促進事業」の貨物代理店に選定されている。日通が手配するニコンの航空貨物輸送でSAF利用相当分の二酸化炭素(CO2)削減証書を発行し、企業が自社の活動以外で発生する二酸化炭素「スコープ3」での二酸化炭素削減を後押しする。
 NXグループはSAFの利用拡大を重要課題の取り組みの一つと位置づけ、「NXグリーンSAFプログラム」の提供やANAの「SAFフライトイニシアティブ」への参画などを進めている。