- 統計・データ
25/02/26
3月の不用品回収、業者への依頼は通常の3倍超
オンライン見積もりプラットフォーム(基盤)「ミツモア」を運営するミツモア(本社・東京、石川彩子CEO)によると2024年3月、引っ越しに伴う不用品回収の見積もり依頼件数は年間の他の月の3倍超だった=グラフ1。転勤・進学による引っ越しが集中し、他の月(1・2月と4~12月)の平均と比べて338%に達した。引っ越し需要と連動して家具・家電回収の依頼件数が大きく伸びた。

グラフ1
引っ越し時に不用品回収を利用する割合は月平均約15%で横ばい。ミツモアは「引っ越しの時期に関わらず、自治体回収やフリマアプリによる売却など、利用者が不用品を処分する際の行動パターンが大きく変わらないため」と見ている。3月は引っ越し件数そのものが増えるため、結果的に不用品回収の依頼も大幅に増えている。
品目別では、家電リサイクル法によって粗大ごみで出せない洗濯機や冷蔵庫の回収依頼が多かった=グラフ2。自力での処分が難しい大きめの家具・家電を中心に、複数の処分品の一括回収を依頼するケースが多かった。

グラフ2
調査は24年1月~12月、ミツモアで行われた引っ越し・不用品回収の見積もり依頼11万2610件についてまとめた。