ＮＸＨＤ、インド南部に延べ床２万平方メートル超の２期倉庫

「スリシティロジスティクスセンター」の２期倉庫がしゅん工した

　ＮＩＰＰＯＮ ＥＸＰＲＥＳＳホールディングス（本社・東京、堀切智社長）は１月27日、インド現地法人のＮＸロジスティクスインドが「スリシティロジスティクスセンター」の２期倉庫を開設した。延べ床面積は２万平方メートル超。最新鋭の物流システムを備え、多様化する物流ニーズに応える。
　所在地はインド南部のアンドラプラデシュ州スリシティ工業団地内。倉庫面積は２万1024平方メートル。高床ホーム、ドックレベラー21基を備える。倉庫内には高さ最大10メートルの高層ラックを設置し、効率的な保管スペースを確保する。入出庫、ピッキング、こん包などの倉庫業務は専任チームがデータ分析を行い、モビリティーやテクノロジーなどの多様な産業に向けた物流業務を提供する。
　スリシティ工業団地はチェンナイ空港と４つの港に近接する好立地。モビリティー、テクノロジー、ヘルスケア産業などの220社以上のさまざまな企業がビジネス展開している。ＮＸロジインドは2017年にスリシティロジスティクスセンターを開設し、モビリティ関連の顧客を中心に物流サービスを提供してきた。２期倉庫を開設することで、同地域での幅広い物流ニーズに対応する。