- 物流企業
25/02/13
佐川急便、飛脚宅配便1個当たりのCO2排出総量は1・25キログラム
佐川急便(本社・京都市、本村正秀社長)は、「飛脚宅配便」のサービスで排出される二酸化炭素(CO2)の総量を1個当たり1・25キログラムと算定した。こん包資材や集荷、配達までのサービス全体から計算。今後伝票などにも印刷し、さらなるCO2削減につなげる。

サービス全体での温室効果ガス排出量を二酸化炭素排出量として換算
原材料調達から廃棄、リサイクルまでサービスに関わる物事全体の二酸化炭素排出量を示す数値「カーボンフットプリント(CFP)」を算定した。伝票にCFP算定について記載することで、環境負荷の大きい再配達を避ける「エコな選択肢」の浸透を図る。

伝票に「再配達でCO2がさらに約14%増加」と表示
環境省の「製品・サービスのカーボンフットプリントに係るモデル事業」に採択されたことで実現した取り組み。輸送サービスを提供する物流企業が採択されたのは初めてという。