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25/02/13

安田倉庫G、倉庫拠点・運送部門・協力会社間の情報連携をデジタル化

 安田倉庫(本社・東京、小川一成社長)は、ハコブの配車受発注・管理サービス「ムーボ・ビスタ」を、グループの安田運輸に導入した。倉庫拠点・運送部門・協力会社間の情報連携をデジタル化し、物流業務の効率化を目指す。

「ムーボ・ビスタ」で配車状況を共有(安田運輸)

 安田倉庫は2021年7月にムーボ・ビスタを導入し、これまでに8拠点で運用している。運送依頼業務は約50~90%、請求書作成業務は約80%の時間短縮を実現。担当者間での車両手配状況の共有がスムーズに行えるようになり、業務の複線化も容易になった。
 安田運輸では24年10月、横浜営業所に導入。運行管理表をデジタル化することで、入力ミスの防止や請求確認の工数の削減を見込む。また、各拠点で蓄積されたデータを可視化し、拠点をまたいだ配車業務の最適化につなげて業務全体の効率化を図る。
 ムーボ・ビスタの活用で安田倉庫と安田運輸間のデータ連携を強化し、将来的には安田運輸が拠点ごとに行っている配車の一元管理を目指す。また、ムーボ・ビスタの実運送体制管理簿出力機能で、4月施行の改正貨物自動車運送事業法に対応し、健全な物流取引に向けて取り組む。