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25/02/12
カンロ、長野・朝日村のグミ工場に130億円投資で自動倉庫も
カンロ(本社・東京、村田哲也社長)は2027年3月、長野県朝日村の「朝日工場」に増築棟をしゅん工する。菓子の「グミ」の生産ラインを従来比1増の3ライン体制にして生産能力を約1・5倍に高める。また、自動倉庫を新設して近年の物流問題に対応する。設備投資の総額は約130億円。

グミラインを新設する朝日工場(外観)
朝日工場の所在地は、朝日村古見柳久保2216ノ1。既存施設の敷地内に新棟を建設し、グミラインと自動倉庫を新設する。生産開始は27年7月。

「ピュレグミ」などのカンロ展開ブランド。グミラインの新設で市場ニーズに応える
同工場は2010年、グミの生産工場として開設。カンロはグミのニーズについて今後も拡大傾向が続くとみている。ラインの拡大で生産量を増強すると共に、自動倉庫の建設で、物流の安定を目指す。