- 物流機器メーカー
25/02/04
CJPT、スズキ・ダイハツ・トヨタが25年度中に商用軽バンEV
自動車メーカーが連携して商用車の脱炭素と物流効率化に取り組むコマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ(=CJPT、本社・東京、中嶋裕樹社長)は、参画しているスズキ、ダイハツ工業、トヨタ自動車が2025年度中に、3社共同開発のEVシステムを搭載した商用軽バンEVをそれぞれ発売する。
スズキやダイハツの「小さなクルマづくり」のノウハウとトヨタの電動化技術を融合し、軽商用車に適したEVシステムを開発した。企画にはCJPTも参画し、効率的なラストワンマイル輸送に向けた仕様を追求した。
3社は当初、23年度中に商用軽バンEVの導入を予定していた。ダイハツが24年2月、認証不正問題でCJPTから離脱。再発防止策を実施し、このほどCJPTへの復帰が認められた。ダイハツは再発防止策を盛り込んだ新プロセスでプロジェクトに取り組む。

各社の商用軽バンEV(画像は23年に発表されたプロトタイプ)