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25/01/27
国交省、協議会員の募集を開始 特定技能受け入れで必須
国土交通省は1月17日、運送企業に対し、特定技能外国人を適切に受け入れするための機関「自動車運送業分野特定技能協議会」の加入受け付けを開始した。外国人労働者の受け入れに当たり、協会への加入は必須となる。
同協議会は国交省が設置した機関。特定技能外国人の適正な受け入れや保護を図り、受け入れのための情報交換も推進する。運送企業、関係省庁や特定技能外国人の支援を企業に代わって担う登録支援機関、試験実施機関の日本海事センターなどで構成する。
道路運送法で規定する自動車運送事業を経営し、働きやすい職場認証、もしくはGマーク(安全性優良事業所)のいずれかを取得していることが協議会の加入条件。受け付けはインターネットでのみ対応しており、国交省や全日本トラック協会のホームページから受け付けアクセスできる。
ネパールで評価試験を実施
また、外国人が特定技能制度を活用して働くために必要な試験も進められている。実施団体の日本海事協会によると、昨年12月には国内で14回の評価試験を実施。海外でも18日にネパールで初の試験が行われた。対象はトラック分野のみで、現地の日本語学校で開催し、約50人が受験した。