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25/01/23
セイノーロジックス、米国向け海上保冷混載サービスを本格始動
セイノーグループのセイノーロジックス(本社・横浜市、有馬隆広社長)は2024年12月25日、冷蔵混載輸送サービス「ひんやり海上混載サービス」を米国向けに本格始動させた。香港、シンガポール、台湾向けに展開しているサービスの提供エリアを拡大し、より多くの顧客に対応する。
ひんやり海上混載サービスは、リーファーコンテナを使用し、日本での受託から米国での引き渡しまで全輸送工程を通じて冷蔵温度帯5度を維持することで、日本酒や調味料などの品質維持が重要な貨物を輸送するサービス。混載輸送を活用し、少量貨物でも適切な料金で輸送が可能。定期便を利用することで小口貨物でも輸送計画の柔軟性が向上する。
香港、シンガポール、台湾向けのひんやり海上混載サービスの他、香港、シンガポール向けにはマイナス20度帯の「ばりひえ海上混載サービス」を展開してきた。米国向けのサービス第1便ではひんやり海上混載サービスが24年12月25日に日本を出発し、1月8日にロサンゼルス港に到着した。
今後は、水産品などの冷凍食品に適したばりひえ海上混載サービスも開始する。