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25/01/15

日通、宅配収納のサマリーと連携し個人向け収納保管サービスを拡充

 NⅩグループの日本通運(本社・東京、竹添進二郎社長)はこのほど、宅配収納サービスを展開するサマリー(同・同、日下部康介CEO)と連携し個人向け収納・保管サービスを拡充した。少量の荷物保管を可能とすることで、引っ越し時の収納スペース不足などに対応する。


 サマリーが提供する「サマリーポケット」は、利用者が専用ボックスで荷物を発送し、保管するサービス。預けた荷物の確認・取り出しをスマートフォン上で操作可能だ。連携により、日通の引っ越し用段ボールで、荷物の発送が行える用になる。荷物は、サマリーのセンターに到着後、専用の箱に移し替えられ、サマリーポケットのアカウントで確認可能となる。
 都市部では、地価が上昇し、住宅のスペース縮小などが起きている。一時的に保管できるトランクルームのニーズが高まっているが、保管場所に自ら出向く必要があることや、小口需要に応えていないなどの課題があった。日通はサマリーと連携することで、引っ越し時の少量荷物の預かりや、季節ものの衣類の預かり・取り出しなどに柔軟に対応したい考え。