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25/01/15

軽貨物運送のカヌー、松屋銀座と提携し法人・個人向け弁当配送を開始

 軽貨物運送や物流向けITサービス開発を手掛けるカヌー(本社・東京、永井新代表取締役)はこのほど、松屋と提携し、銀座松屋での法人・個人向け弁当配送を開始した。カヌーが提供する配送依頼システムなどを活用してワンストップで商品を配送する。
 提携では、銀座松屋の弁当宅配のオンラインストアサービスで、個人やオフィス向け配送を効率化する。カヌーが開発した配送依頼システム「デリボード」と納品カルテサービス「ノウカル(旧・ドラトーク・フォー・ビズ)」を活用。弁当の注文が入ると、松屋銀座はデリボードに必要な情報を入力して配送を依頼・手配し、集荷・配送はカヌーが行う。また、訪問先での納品の手順や駐車場・入館口の場所などの施設・物件情報をノウカルで一元管理・共有し、誤配や事故を防ぐなど、配送に関わる情報伝達を効率化する。
 運賃の支払いについても、デリボードを活用することで配送実績を一括で確認でき、業務工数を削減できる。
 今後は、デリボードの活用によってクラウドに蓄積された注文データを基に、注文者の分析、新商品開発、エリア別の販促など、より精密な営業開発を行う。