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25/01/15

アルケア・日本シグマックス、共配エリアを西日本に拡大

 医薬用品メーカーのアルケア(本社・東京、伊藤克己社長)と日本シグマックス(同・同、鈴木洋輔社長)は1月14日、従来東日本で行っていた共同配送のスキームを西日本の一部取引先に拡大する。共同で物流改善に取り組み、医療用品の安定供給を確保する。

共同配送で、より効率的な物流の構築を図る

 アルケアは22年、大阪府豊中市に西日本物流センターを開設。24年3月に、日本シグマックスが大阪市に大阪物流センターを開設していた。そこで両社は、東日本で行っていた共同配送のスキームを西日本へ拡大できないか検討を進めてきた。実現により、より強固で安定的な配送体制が構築された。

 両社は、物流業界の供給力弱化や、コスト上昇に対応するため、2023年12月から共同配送を開始。今後も物流改善などに取り組んでいく考え。