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25/01/08

東京西濃、小林社長が年頭所感「独自サービスの成長と新展開へ」

 セイノーグループの東京西濃運輸(本社・東京)の小林東為社長は1月7日、年頭所感を発表。2025年は、独自サービスである「貸切王」や「ソーコネクト」の成長と、新サービスの展開を掲げた。
 年頭所感では、23年に貸し切り輸送トラックマッチングサービスの貸切王、物流倉庫情報サイトのソーコネクトを開始し、昨年にサービスの拡充を進めたと報告。サービス品質向上だけでなく、業務内容見直しや待遇改善にも取り組み、社員の負担軽減や人材確保にも努め、労働規制強化に伴う24年問題がある中で社員の働く環境整備と物流インフラ維持を両立しているとした。
 そうした中、1月7日には貸切王「名古屋サービスセンター」を開設し、関東以外のエリアへ初進出。「ニーズの高まる貸し切り輸送事業の拡充を図り、顧客が配車に困らない環境をつくる」と述べた上で、「25年は積極的な人的投資、設備投資を進め、カンガルー便による輸送インフラ維持に努め、さらに貸切王とソーコネクトの一層の成長、それらに続く新サービスの展開をしていく」とした。