• 物流企業

25/01/08

SBSHD、鎌田社長が年頭所感「物流事業の営業利益率向上へ全力」

 SBSホールディングス(本社・東京)の鎌田正彦社長はこのほど、グループ年頭所感を発表。物流事業の営業利益率を早期に5%台に高めるべく、2025年は利益率の向上をテーマに全力で取り組む決意を示した。
 年頭所感では、直近2年の業績が厳しい状況にある主要因が、倉庫内の有効面積を十分に活用できていないことにあると指摘。また、トラックの積載率がまだ低い現場や、正社員比率が高い現場を抱える支店もあるとし、正社員は現場の従業員がより働きやすくなる仕組みの考案や生産性を高める仕事に従事することで、利益を最大化するよう投げ掛けた。
 利益率を求める一方で、「社会が変化するにつれて、会社の立ち位置や企業体質を変えていかねばならないとの思いが私にはある」(鎌田社長)とし、社会の変化をビジネス拡大のチャンスと捉えると述べた。