ＳＢＳリコーロジ、共配プロジェクトで「物流ＤＸ・標準化表彰」

物流パートナーシップ優良事業者表彰の表彰式

　ＳＢＳリコーロジスティクス（本社・東京、若松勝久社長）はビジネス機械・情報システム産業協会の一員として複数の事務機器メーカーによる共同配送プロジェクトに取り組み、このほど、経済産業省「物流パートナーシップ優良事業者表彰」の「物流ＤＸ・標準化表彰」を受賞した。
　同賞は、経産省、国土交通省それぞれが大臣賞やＤＸ、構造改革、持続可能性に関する各部門賞を設け、物流分野での環境負荷低減や生産性向上につながり持続可能な物流体系構築に功績があった企業を表彰するもの。
　ＳＢＳリコーロジが受賞した取り組みは、ビジネス機械・情報システム産業協会に加盟する事務機器業界各企業が連携し、物流業界の課題であるドライバー不足、低積載配送、月末集中による波動問題などに対応する共配プロジェクト。2023年度、北海道エリアで二酸化炭素排出量62・５トン削減（16・４％減）、車両台数938台削減（19・８％減）、積載率４・８％向上といった成果があった。
　24年に北海道、北陸、東北エリアでの展開が完了し、25年には九州、甲信越、中国・四国エリアへ展開する。