- 物流企業
25/01/06
NXHD、半導体などの輸送監視で米タイブと提携
NIPPON EXPRESSホールディングス(本社・東京、堀切智社長)は、貨物監視サービスの米タイブと戦略的パートナーシップ契約を締結した。厳格な温湿度管理や衝撃管理が求められる半導体や医薬品関連の貨物を対象に、タイブのIoT機器(通信機能付きデータロガー)を活用したリアルタイム監視サービスを提供する。
安定性に優れた加速度計測で、正確な位置情報と共に温度・湿度・衝撃・照度などのさまざまな面から貨物を監視する。情報はクラウドに送信し、ウェブ上で確認できる。計測などの設定はカスタマイズでき、充電不要で最大150日利用可能。また、ワンウエーで利用できるため回収の手間も削減する。
NXグループは2028年までの5カ年の経営計画で、半導体関連産業を重点産業と位置付けている。リアルタイム監視サービスは今後、グループの国際航空フォワーディングサービスと連携し、より正確で透明性の高いサプライチェーンの提供を図る。