- 荷主
24/12/17
キリンビバレッジ、25年4月に紙パック商品を最大29%値上げ
キリンビバレッジ(本社・東京、井上一弘社長)は2025年4月、紙パック商品の価格を改定する。物流費の高騰などが響いた。値上げ率は最大29%。4月1日納品分から、「トロピカーナ」などの紙容器の商品のメーカー希望小売価格(税別)を7~29%値上げする。
同社はこれまでも、生産性の向上や事業全般でのコスト削減などの企業努力と経営合理化を進めてきた。一方、原材料・容器包材価格、エネルギーや物流などの関連費用の高騰が継続していることから、今後も先行き不透明で厳しい環境が続くと想定し、価格改定に踏み切った。