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24/02/16

プロロジス、岩手県矢巾町と災害時協定を締結

災害時、施設提供で協力する「プロロジスパーク盛岡」

 プロロジス(本社・東京、山田御酒会長兼CEO)は2月14日、岩手県紫波郡矢巾町と「災害時等における施設の提供協力に関する協定」を締結した。災害対策で市町村と連携し、地域住民の安心・安全を支援する。同日、矢巾町役場で締結式を行った。
 災害発生時に矢巾町からの要請に応じ、プロロジスが町内で運営する物流拠点「プロロジスパーク盛岡」の一部を避難車両の受け入れ場所、車中泊避難所として提供する。トイレ設備や水道設備の利用、矢巾町が発信する情報、使用施設周辺の被害状況、道路状況などの情報も提供し、車中泊避難者を支援する。
 プロロジスパークは、効率的な荷物の保管・搬出が可能な先進的物流施設。施設の堅牢性、非常時にも車両がアクセスしやすいランプウエーやスロープ、BCP(事業継続計画)を考慮した設備・仕様、快適性に配慮したアメニティ設備などを備えている。
 自治体などと災害支援協定を締結するのは今回が13件目。
 

プロロジス山田社長(左)、高橋昌造矢巾町長(右)が災害時協定の締結式に出席した

 同社は、施設を運営する地域社会とともに発展することを目指し、地域コミュニティの支援にも努め、保育・交流事業・育児支援などに取組む子育て支援NPO「矢巾ゆりかご」に賛同し150万円を寄付している。
 プロロジスは今後も、社会インフラとして先進的物流施設の重要性が増す中で、引き続き防災への取組みや地域の皆様に貢献できる事業活動を継続する。