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24/12/12

日本郵便とJPロジ、セイノーHDとの共同運行を自動運転トラで検証

 日本郵便(本社・東京、千田哲也社長)とJPロジスティクス(同・同、安達章社長)は2025年1月~6月、セイノーホールディングス(同・岐阜県大垣市、田口義隆社長)とT2が実施する自動運転トラックの公道実証に参加する。セイノーHDとの幹線輸送の共同運行を、自動運転トラックでも検証する。

T2の森本成城CEO、セイノーHDの河合秀治執行役員、日本郵便の浅見加奈子常務、JPロジの安達社長

 日本郵便とセイノーHDは、幹線輸送の共同運行に向けて業務提携している。共同運行のオペレーションノウハウと、自動運転技術を掛け合わせ新たな輸送モデルの構築を進める。将来の事業化に向けて、知見の獲得や改善点の洗い出しを行う。

4社のトラック車両

 東京-大阪間の東名・新東名・名神・新名神の各高速道路、伊勢湾岸道、京滋バイパスで、幹線輸送での自動運転の路線検証、自動運転での共同輸送貨物の積載検証を行う。
特定条件下でシステムが運転操作の全てを行う「レベル4」自動運転トラックによる幹線輸送を目指しているが、今回は全ての実証実験でドライバーが乗車する。