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24/12/10

三菱ふそう、水素・燃料電池車の研究開発で山梨大学と連携

協定式の様子(左から三菱ふそうの松永和夫会長、山梨大学の中村和彦学長)

 三菱ふそうトラック・バス(本社・川崎市、カール・デッペン社長兼CEO)は12月2日、山梨大学との包括的連携協定を締結した。水素・燃料電池の普及を目指し基礎技術を開発する山梨大学と、水素・燃料電池分野に関する研究開発・研修を中心に複数の事業で連携する。
 燃料電池車の社会実装や、二酸化炭素を排出しないゼロエミッション車両の情報共有、燃料電池の課題発掘などの研究開発に取り組む。相互人材交流、三菱ふそう社員による講義やワークショップなどの教育・研究機会の共有も行う。
 三菱ふそうは、2039年までに国内の新車のカーボンニュートラル化を目標に、小型EVトラック「eキャンター」に加え、水素・燃料電池関連技術の開発を進める。今回の連携により、人材育成とイノベーション促進を通じて、50年のカーボンニュートラル実現に資する技術開発と人材育成に取り組む。