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24/12/09

ヤマトHD、クラフトビール業界のDX推進企業に出資

 ヤマトホールディングス(本社・東京、長尾裕社長)は、クラフトビール業界のDXを推進するベスト・ビアー・ジャパンに出資した。クラフトビール業界のDXをリードしている点や流通課題に着目し業界のインフラ構築に取り組む姿勢、成長性などを評価した。
 ベスト・ビアー・ジャパンは2018年5月設立。埼玉県朝霞市に本社を置き、クラフトビール醸造所の出荷管理や酒税申告などの事務管理ソフトや、全国200以上の醸造所からクラフトビールをまとめて購入できるECサイト、ビール樽のシェアリングサービス「レン樽」などを提供する。ECサイトは、月間33%の成長率で業界内での認知を拡大している。
 ヤマトHDがベンチャーへの投資を目的に設立したファンド(基金)「クロネコイノベーションファンド2号」を通じて出資。出資先にベスト・ビアー・ジャパンを組み入れ、両社が持つ技術と知見を相互に提供し合い、クラフトビール市場のDXを加速し、新たな物流や価値の創造につなげる。

ベスト・ビアー・ジャパンが運営するECサイト

ビール樽のシェアリングサービス「レン樽」