- 物流施設
24/12/09
霞ケ関キャピタル、仙台市の3温度帯倉庫が賃貸開始
霞ケ関キャピタル(本社・東京、河本幸士郎代表取締役)は12月1日、仙台市に新設した3温度帯対応の物流施設「LOGI FLAG DRY&COLD(ロジフラッグドライ&コールド)仙台泉Ⅰ」の賃貸借契約を開始した。一部区画に、ワイヤーハーネス製造や電子機器組立を手掛けるササキの入居が決定した。
所在地は仙台市泉区大沢2ノ12ノ2。敷地面積は約1万7991平方メートル。鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造4階建てで、延べ床面積は約3万6758平方メートル。
ドライ・冷蔵・冷凍に対応したマルチテナント型物流施設。東北自動車道の泉インターチェンジから約1キロメートルの立地で、仙台市中心部から10キロメートル圏内、仙台港から20キロメートル圏内。仙台市街地への近距離配送だけではなく、東北地方の広域輸送のハブ拠点として機能する。
非常に強固な岩盤層上で北・西・南側3方路に接する敷地の特性を生かし、北側の3層の常温倉庫棟と南側の4層の冷凍・冷蔵棟で構成している。冷凍・冷蔵設備に自然冷媒を採用し、施設屋根には太陽光発電パネルを設置した。最上階の熱負荷を軽減するとともに、比較的安価な電力の提供が可能という。入居テナントの運営費用の低減を図る。
ササキは1995年創業で、山梨県韮崎市に本社を置く。ロジフラッグドライ&コールド仙台泉Ⅰの常温区画を賃借する。