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24/12/09
フルカイテン、在庫分析クラウドで不要な倉庫出荷を抑える新サービス
在庫分析クラウドサービスのフルカイテン(本社・大阪市、瀬川直寛代表取締役)は、新サービス「FULL KAITEN〈倉庫出荷〉」を開始した。適切なタイミングでの補充出荷で、在庫を減らしながら欠品も抑制する機能を提供する。不要な倉庫出荷を抑えることで、売り上げ・利益の最大化を後押しする。
全店舗の全SKU(最小保管単位)の不足在庫をもとに、補充出荷するべき移動数を自動算出する。店舗の売り場や作業負荷も考慮して柔軟に倉庫出荷リストを作成できる。過去の実績ではなく予測に基づく適時適量の出荷で、不要な物流量を抑えて売り上げと粗利の向上、人的コストの抑制につなげる。
同社によれば、一般的な倉庫出荷では売れた数だけ自動補充する出荷方式が多く、時間の経過とともに各店舗の滞留在庫や欠品が顕著になり、不要な物流費が発生する。滞留した在庫の店間移動や値引き多発による粗利棄損の課題も多いという。