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24/12/04

JALカーゴサービス、成田市公設地方卸売市場で輸出植物検疫を開始

 日本航空(JAL)グループの国際貨物運送を担うJALカーゴサービス(本社・千葉県成田市、森本義規社長)は12月2日、成田空港(千葉県)に隣接する成田市の公設地方卸売市場の高機能物流棟で輸出植物検疫を開始した。自社社員が検疫を担うことで、時間の柔軟性を高め顧客の航空貨物輸送のスピード化を実現する。

成田市公設地方卸売市場内で検疫の提供を開始した

 輸出植物検疫の登録検査機関として、農林水産大臣の認定を受けた。これまでの農林水産省検疫官による1日2回程度の輸出植物検疫検査に加え、JALカーゴの社員が顧客指定の時間に一部の検査を実施することが可能となった。検査までの待機時間が解消され、公設地方卸売市場の機能性・利便性が向上し、よりスピーディーな航空貨物輸送が可能となる。