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24/11/27

三井倉庫ロジとデンソー、北関東~関西間で混載輸送の実証実験

 三井倉庫ロジスティクス(本社・東京、石川輝雄社長)とデンソー(同・愛知県刈谷市、林新之助社長)は11月25日~、スワップボディコンテナ車を活用した混載での幹線中継輸送サービス実用化に向けた実証実験を開始した。来年5月までの半年間、課題の洗い出しを行い、輸送モデルの構築と実用化に向けた検討を行う。

実証実験の概念図

 三井倉庫ロジの通常の事業で実験を行う。三井倉庫ロジの神奈川県座間市と愛知県春日井市の事業所を中継拠点とし、北関東-関西間の中継混載輸送を実施。混載では、デンソーが構築した独自AIアルゴリズを活用。最適な組み合わせで、高積載率で混載できるかを検証する。コンテナが正しく中継されたかの管理には、中継管理システムを運用し、利便性の工場に向けた改善の検証を行う。
 両社は23年、スワップボディコンテナ車を使った実証実験を実施。混載作業がトラックの到着までに終了することや、ドライバーの着岸から出発までの時間を削減することを確認した。今回の実験を通じ、新たな仕組みに実用化に向けた取り組みを加速し、ドライバー不足の解決や二酸化炭素排出量の削減に貢献していく。