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24/11/26

鈴与など5社、長野県白馬村で空飛ぶクルマの実証飛行

長野県白馬村で空飛ぶクルマの実証飛行を実施した

 鈴与(本社・静岡市、鈴木健一郎社長)など5社は10月11~12日、長野県白馬村の白馬クロスカントリー競技場で空飛ぶクルマの実証飛行を実施した。観光や災害支援物資の輸送、救急時の医師搬送などでの活用が期待される。
 実証飛行は、鈴与、アルピコホールディングス、日本空港コンサルタンツ、建設技術研究所、エアーXの5社で実施。アルピコHDがプロジェクトの全体を統括し、エアーXは機材提供や運航、鈴与はアドバイスや飛行実証補助を担当した。エアーXの「EH216-S」を使用し、競技場1周約400メートルを周回飛行した。
 長野県は山岳県として移動や物流の制約・課題が存在する信州でドローンや空飛ぶクルマの次世代空モビリティーを社会実装するため、2023年度末にビジョン・行動計画を作成した。実証はその一環。5社は、実証飛行の経験を生かし、今後も長野県内での空飛ぶクルマの社会実装を推進する。