- 物流企業
24/11/25
SBSゼンツウ、宅配事業部改善事例発表会を開催
SBSゼンツウ(本社・東京、池田伸之社長)は11月9日、東京都文京区の文京シビックセンターで宅配事業部の改善事例発表会を開催した。発表会を通して物流品質向上と働きやすい労働環境を目指す。
発表会での、改善活動のテーマは「労働時間削減・定着率向上・課題業務・品質向上」。宅配事業部71営業所の中から、改善率上位などの選考基準で選ばれた9営業所長がプレゼンテーションを行った。松丸享憲市川ベイ営業所長が優勝した。
市川ベイ営業所では、定着率向上について全員への面談により、新入社員の仕事の悩みを確認できなかったこと、やりがいを感じさせることができなかったことを問題点として抽出。担当者ニュースの発行、社員教育の強化、新入社員のフォロー体制の見直しを立案して改善活動に取り組み、前年比較で1人退職者の減少させた。
松丸所長は「着任当時は管理者不在だったこともあり、乗務員が特に目標もなく日々を過ごしているように感じた。社員教育を強化し改善したことで、働きやすい職場→人材定着→荷主からの評価向上→さらなる働きやすさ向上という好循環を生み出すことができた」とコメントした。