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24/11/22

日本GLP、大阪市にマルカミ物流専用施設26年1月しゅん工

 日本GLP(本社・東京、帖佐義之社長)は2026年1月、大阪市に物流施設「GLP大阪Ⅲ」をしゅん工する。マルカミ物流が専用施設として一棟全体を契約し、大阪市内南エリアのハブ施設として活用する。

「GLP大阪Ⅲ」外観(イメージ)

 所在地は大阪市東住吉区矢田5。近畿自動車道の松原ジャンクション(JCT)から約6キロメートルの立地。敷地面積は約1万4300平方メートル。耐震鉄骨造4階建てで、延べ床面積は約3万1000平方メートル。ボックス型施設で、荷物用エレベーター2基と垂直搬送機6基を設ける。
 床荷重は1平方メートル当たり1・5トン、有効天井高は5・5メートルで、重量物の取り扱いも可能。また、13メートルのトラックバースを備え、ウイングトレーラーによる入出庫にも対応する。受変電設備を高い位置に配置するなどのBCP対応のほか、LED照明や人感センサー付き照明設備を備える。
 大阪内陸部と湾岸部の中間点に立地。主要ICや幹線道路にも近く、ラストワンマイル・広域配送の拠点としてそれぞれ利用できる。
「GLP大阪市東住吉区まちづくりプロジェクト」の一環。日本GLPは同プロジェクトの区画整理事業の主体・施工者で、地区面積約5万6000平方メートルのエリアに物流施設、商業施設、公園を一体開発する。