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24/11/19

ヤマタネ・新中計、28年3月期の売上高目標は880億円

 ヤマタネ(本社・東京、河原田岩夫社長)は2028年3月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画を策定した。連結売上高目標は25年3月期予想比8・2%増の880億円、営業利益は同45・5%増の47億円を目指す。部門別収益管理の高度化、さらなる事業シナジーの創出、資本コストを意識した資本収益性の改善に取り組む。
 基本方針には、部門別収益管理と部門間シナジー最大化によるグループ全体最適化、資本収益性改善と実行力の高いガバナンス(企業統治)体制の構築、次の100年に向けた社内外のステークホルダー(利害関係者)との持続的成長の基盤づくりを掲げる。
 分野別方針では、物流分野では収益力強化、業界特化型プラットフォーム(基盤)構築、コールドチェーン参入検討など食と物流のシナジー創出がテーマ。食品分野ではコメ事業の収益改善や生産への進出、情報分野では、グループDX支援、不動産分野では保有不動産有効活用や不動産流動化事業開始に取り組む。