- 物流企業
24/11/19
にしてつG、物流施設に蓄電池併設のオンサイトPPA電力
にしてつグループの西鉄自然電力(本社・福岡市、林田安弘社長)は9月1日、西日本鉄道が保有する物流施設「りんくうロジスティクスセンター」(大阪府泉佐野市)に、オンサイトPPA(電力購入契約)の電力供給を開始した。太陽光発電設備と蓄電池を併設し、再エネ電力の有効活用とピークカットによる電気代削減に取り組む。
屋上に設置した太陽光発電設備の余剰電力を蓄電池に蓄える。平常時には電気代削減効果を見込めるほか、災害時には電力供給源としてBCP対策の役割が期待できるという。今年度中に、西日本鉄道の「成田ロジスティクスセンター」(千葉県芝山町)にも、同様のシステムを導入する。
西鉄自然電力は今後も、脱炭素化に向けてオンサイトPPA事業のさらなる拡大を目指す。グループ施設への導入を推進するほか、各種企業と連携して再エネを起点とした地域振興にも取り組む。