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24/11/15
三菱ふそう、山口支店をリニューアル
三菱ふそうトラック・バス(本社・川崎市、カール・デッペン社長兼CEO)は11月11日、山口市の販売・サービス拠点の「山口支店」をリニューアルし、営業を開始した。整備工場などを新築し、既存棟も改修して整備能力を高めた。国内販売拠点の改装・新設でより高品質なサービスの提供と従業員の労働環境の改善を目指す「ミライ」プロジェクトの一環。
山口支店の所在地は、山口市小郡長谷1ノ8ノ12。13レーン、15ストールを備える。老朽設備の更新に加え、従来は別棟だった事務所と部品庫を同一の建屋として新築することで、業務効率や部門間連携のさらなる強化を図る。部品庫は県内のサービスセンターへのハブ機能を担うことから、機能的な入出庫が可能な規模・レイアウトを採用した。
整備工場のメイン工場は、整備ストールサイズを大幅に拡大して新築した。2レーンのリフトを対面式に配置し、2台同時に整備した場合でも車両の出し入れが可能。通過方式の4柱リフトを2基採用し、連結状態のままでトレーラーの車検整備ができる。また、旧工場では1柱リフト3基を更新し、作業効率が高い2分割フロアリフトを導入した。
山口支店のある山口市は県中央部に位置し、主要道路・高速道路へのアクセスが良好。県内では下関市に次ぐ人口を有し、運送・卸売の流通業が数多く展開している。山口支店は同市と美祢市をカバーするほか、三菱ふそうの宇部、萩、下関の各サービスセンターを統括する県内の中核拠点。