- 物流企業
24/11/15
トランシィ、四日市市に医療・介護用食品専用センター
日本トランスシティ(本社・三重県四日市市、安藤仁社長)は11月1日、医療・介護用食品専用センターを四日市市で稼働した。高齢化社会で高まる医療・介護用食品の需要に応え、安定した物流サービスの提供を目指す。
所在地は四日市市河原田町1543ノ14。延べ床面積は約1万1137平方メートル、倉庫面積は約9200平方メートル。自動倉庫、垂直搬送機、ケース仕分けソータ、棚搬送ロボットシステム、スパイラルコンベヤなどを備える。
中期経営計画に掲げる、新たな分野での物流取り扱いの創出の一環で、医療・介護用食品の取り扱いを開始した。医療・介護用食品の搬送に適したマテハン機器を導入し、作業の自動化を図る。省人省力化だけではなく、安心して食べられる医療・介護用食品の搬送が可能な次世代型物流センターと位置づける。
取り扱う製品の中には、噛むことや飲み込むことが難しい人、健康維持のために栄養補給が必要な人向けに農林水産省が基準を定めた「スマイルケア食」も含む。