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24/11/15
サッポロ×サントリー、共同で群馬~岡山間3カ所中継の往復輸送
サッポロホールディングス(本社・東京、尾賀真城社長)とサントリーホールディングス(同・大阪市、新浪剛史社長)は11月13日、群馬県~岡山県間の輸送の一部で、共同の往復輸送を開始した。帰り荷を確保することで輸送を効率化し、3カ所の中継輸送でドライバーの労働負荷を低減する。
往路は、サッポログループのポッカサッポロ北関東物流センター(群馬県伊勢崎市)からポッカサッポロ岡山物流センター(岡山市)へ、ポッカサッポロフード&ビバレッジの飲料や食品を積載して運ぶ。
復路は、サントリー岡山総社倉庫(岡山県総社市)などからサントリー北関東流通センター(群馬県千代田町)などへ、サントリーの飲料製品などを積載して運ぶ。
また、往路・復路とも埼玉県・静岡県・大阪府の3カ所でトレーラーヘッドを交換するリレー方式のスイッチ輸送を行う。中継拠点はアイエヌライン埼玉営業所(埼玉県坂戸市)、コネクトエリア浜松(静岡県浜松市)、アイエヌライン大阪営業所(大阪市)。
両社はこれまで、群馬~岡山間でそれぞれトラックを手配して製品を輸送してきたが、復路の積み荷確保やドライバーの拘束時間短縮が課題となっていた。今回の取り組みで、運行トラック台数は両社合計で年間約150台削減し、二酸化炭素排出量は約45トン削減を見込む。