• 物流施設

24/11/11

三菱商事都市開発など、愛知県小牧市に物流施設をしゅん工

しゅん工した「MCUD小牧」の外観。関東と関西をつなぐの広域配送拠点としての需要を見込む

 

 三菱商事都市開発(本社・東京、森田憲司社長)とインベスコ・グローバル・リアルエステート・アジアパシフィック(同・同、辻泰幸代表)は10月31日、マルチテナント型物流施設「MCUD小牧」を愛知県小牧市にしゅん工した。ドライバーの労働規制強化に伴う2024年問題を受けて高まる、関東―関西間の中継輸送や、名古屋・東海・北陸エリアへの広域配送のニーズを見込む。

倉庫内。ゆとりある柱スパンとトラックバースを備える

 所在地は小牧市文津神子地内。敷地面積は約1万6183平方メートル。一部鉄骨造4階建て(倉庫3層、中2階事務所)で、延べ床面積は約3万2367平方メートル。ゆとりある柱スパンとトラックバースを備える。通過型・在庫型・クロスドック型全ての物流に対応可能。
 名神高速道路・東名高速道路の起終点である小牧インターチェンジから約4キロメートル。名古屋港まで約30キロメートルの立地で、コンテナごと輸送するドレージ輸送にも優位性がある。
 三菱商事都市開発は、中部・小牧エリアで2棟目のMUCDロジスティクスシリーズの開発。4月にしゅん工した「MUCD小牧北」は満床稼働している。