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24/11/07

富士ロジテックHD、動物用医薬品物流のサービスエリアを九州に拡大

動物用医薬品の梱包作業

 富士ロジテックホールディングス(本社・静岡市、鈴木庸介社長)は、中京地区で展開する動物用医薬品の物流サービスを畜産業が盛んな九州地区に拡大し、シェア拡大を目指す。
 富士ロジテックHDは動物用医薬品の検品、ラベル貼り、包装、出荷判定といった業務を、倉庫内で一気通貫で行えるサービスを中京地区で展開してきた。海外で生産された動物用医薬品は検品や包装などの作業をメーカーの工場や倉庫で行っていたが、輸送コスト削減や効率化が求められる中で、同社の業務システムや管理ノウハウを活用して一連の業務の外部委託ニーズに対応し、動物用医薬品のサプライチェーン最適化を支援する。
 富士ロジテックHDは今後、専用配送便といった新たなサービスも計画しており、動物用医薬品物流の国内シェアを現状の17~18%から30年までに50%とすることを目指す。